2012年3月27日の産経新聞朝刊に掲載
2012年3月27日産経新聞朝刊の「遺品整理 時代映す」という特集記事が掲載されました。社会問題になっている「孤立死の増加」に伴い、遺品整理業者の必要性などについて密着取材を受けました。記事の中では特に、「飲みかけのグラス」や「こびりついた鍋」など、突然死する直前までそこに「日常」があったことに着目しており、孤立死(孤独死)の生々しい現場の様子が克明に紹介されています。単身高齢者世帯は増加の一途を辿っており、今後も増え続けることは間違いありません。
また、単身世帯であれば、孤立死されることを完全に防ぐことは難しいことかもしれませんが、近隣住民の方々との地域コミュニティを日頃から築いていれば、単身者の孤立死であっても早期発見することは可能ではないのでしょうか。私の経験上、孤独死の場合はほとんどが死後2日以上で発見されています。場合によっては、死後数週間、数ヶ月経過している現場も珍しくありません。現在は昔と違ってが希薄化していますが、改めて日頃からの『ご近所付き合い』の大切さを考えて頂ければと思います。