夫亡き後「ごみ屋敷」
メモリーズの特集記事が、2017年12月19日の朝日新聞朝刊に掲載さました。ご主人を亡くされたことの強いストレスが引き金になり、自宅がゴミ屋敷に変貌していく様子にクローズアップした記事で、大きな反響がございました。
現場は大阪府内にある一軒家で、玄関を開けると強烈な生ゴミの臭いが漂い、ハエが飛び、ゴキブリが壁を這う…そんな劣悪な環境で、80代の女性が一人暮らしをされていました。
遠方に住む息子様が日頃から気に掛けられておられ、一早く異変に気付くことが出来たので、孤独死など最悪の事態は免れましたが、単身高齢者の方は親族や近隣のコミュニティとの関係を遮断している場合が多く、大体は近隣住民から悪臭の苦情が自治体などに寄せられて判明するケースがほとんどです。独居生活の高齢者の方には「気に掛けてくれる誰か」の存在がいかに重要かを改めて感じました。