
日本の遺品整理
全世界20億人に伝えている世界最大のニュース番組であるアメリカCNN放送より、コロナ禍における日本の遺品整理や孤独死などの状況について取材を受けました。実際の孤独死現場の密着取材の様子などが全世界で放送されています。
今回の取材にあたって、アメリカの撮影クルーは実際に日本の孤独死現場を見て、強い衝撃を受けたようです。米国では、高齢者用の介護施設が充実しており、また高齢者同士がシェアハウスをすることで「相互見守り」という考え方が定着しています。根本的に高齢者を見守る地域コミュニティの考え方が、日本と比べるとかなり進んでいるので孤独死される方が極端に少ないようです。そもそも、遺品整理の専門業者が存在すること自体に驚いていました。
さらに、日本では、高齢者ケアに対する公的制度が減ったことで孤独死者数が増えていると報道されていますが、自然死だけではなく、自殺者数が増えていると、CNNのリポーターは指摘していました。