介護のいろは
メモリーズの特集記事が、2021年10月3日の読売新聞朝刊に掲載されました。「介護のいろは」というコーナーで、老いる前の整理をテーマに高齢者の方が家の片付けをする時の正しい整理のやり方や、進め方などを紹介させて頂きました。
家の片づけや断捨離などを行うとき、高齢の親御様がおられると作業が進まないことがよくあります。また、勝手に持ち物を捨ててしまうと、後で必ずトラブルになります。昭和生まれの方は、物を大事にする習慣があり、不要な物でも「また使うかもしれない」と捨てたがりません。結果、なんでも物を溜め込むことになってしまいます。方法としては、根気よく、本人と相談しながら整理していくことが大切です。口論になったら作業を中断して、優しい口調で対話を続ける。機嫌が良くなったら作業を再開し、また中断する、根気よく…根気よく…。大変ではありますが、高齢の方と接するには「納得」をしてもらうことが大切なプロセスだと思います。
