高齢者が安心できるまち
西地域包括支援センターさま、堺市西区高齢者ちょこっとネット企画委員会さま主催で、ウェスティ大ホールにて「高齢者が安心できるまち、西区を目指して ~孤立しがちな高齢者を支えるために、何ができますか~」という高齢者をテーマにした孤独死などについてのシンポジウムを行いました。
この日は、中部学院大学 人間福祉部 健康福祉学科の新井康友先生を講師として迎え、孤独死について色々な統計やデータなどは非常に勉強になり、今後に活かせる情報としてとても有意義でした。孤独死も孤立死、独居死などに分かれ、それぞれ専門家が定義など記している点もなるほどと思う事が多かったです。
私はシンポジストとして参加しましたが、遺品整理や福祉整理の現場からの声を伝えました。特に、行政機関が行っている福祉活動とは別に、地域コミュニティを活用することによって、独居生活をされている高齢者の方の孤独死が抑止できること、さらに生活環境や住環境を整えることの重要性についてお話しさせて頂きました。特に私たちが日々現場で感じる、発見が遅れて見るも凄惨な状況、 固体が襲ってくるような臭い、何百匹と発生するう○虫、それに戸惑う近隣の方、 家の復旧についてオーナーや管理会社とトラブルになる事など、現場の真実の声を訴えてきました。孤独死は皆様が思っている以上に発生している事をお伝えする事ができてよかったです。 この様な機会を与えてくださった堺市西区の行政の皆様、ありがとうございました。