
孤立死予防シンポジウム
2011年9月30日「孤立死予防シンポジウム」が開催され、 講師として中部学院大学人間福祉学部人間福祉学科の新井先生をはじめ、堺警察署署長、堺消防署署長、民生委員、そしてメモリーズ代表として私、横尾がパネリストとして参加しました。孤独死に関して行政も高い意識を持って取組んでおり、このように地域の方に専門分野の方から情報を提供する場を設けることは非常に有意義であると思います。そして予約で会場が満席になるぐらい皆様の関心が高いことも伺えました。
私は日々の遺品整理現場から見える人間関係が崩れている事、「助け合い」という美しい日本人の文化が都会を中心に崩れている事など訴えました。 孤独死が発見されるのは親族ではなく、臭いや蛆虫の発生によって近所の方が気付くことが多いことを例にあげ、高齢者と共存していく社会をひとりひとりが受け止め支えあう事が重要だと話しました。