地域からの孤立の実態
2014年1月22日に堺市総合福祉会館にて、堺区役所地域福祉課主催で「地域からの孤立の実態」というテーマでセミナーを開催しました。 想像していたよりもとても大きな会場で、少し緊張しましたが、しっかりとお話しさせて頂きました。
今回は、地域コミュニティの構築が孤立しないためにいかに重要であるかを講義させて頂きました。孤独死をされた方の遺品や残置物を実際に整理していると、よくわかることがあります。それは、地域から孤立していた痕跡のようなもので、インスタント食品の容器やペットボトル、アルコールの空き缶、大量の内服薬など、孤独死に至った実態ともいえるものです。もし、友人や仕事仲間、親族がおられない場合でも、近隣住民の方や行政の担当者など、とにかく人と日頃から会話をするなど、ほんのわずかでも地域コミュニティと関わりを持っておけば、助かった命がたくさんあると思います。