孤立死の現状
2014年3月13日、大阪府大阪市阿倍野区天王寺町にある「高松会館老人憩の家」で、セミナーを開催致しました。今回は、高齢者を孤立させないために地域として何ができるか「孤立死の現状」というテーマで講義をさせて頂きました。
今回の参加者の多くは、近隣にお住いの高齢者の方々で、遺品整理という言葉は皆さんご存じでしたが、その業務の中身がいかに大変な仕事か把握されていない方がほとんどでしたので、私の講義を興味深く聞いてくださいました。社会構造、家族構成が変われば家族に対する思いも様々です。身内と疎遠になっている方、天涯孤独の方、家族と離れて暮らしている独居の方、そんな方を見守っていくのは地域の人たちです。
孤独死の原因の8割がセルフネグレクトによるものと言われています。自己放任状態にさせないための取組みは、これからの地域コミュニティを構築する上で大きな課題となります。