高齢化社会における地域福祉論
2016年5月13日に、桃山学院大学の地域福祉論の臨時講師として講義を行いました。テーマは「遺品整理から見える高齢化社会の真実」で、高齢に伴い部屋がゴミ屋敷化していく理由や、最終的に孤立死に至るまでのプロセスなど、実際に私が遺品整理現場で体験した実例を基にお話させて頂きました。
希望に満ちている若い学生の方に、年老いていく不安や経済的な不安、そして健康面の不安など、多くの孤独と不安を抱きながら葛藤している高齢者の方の現実を正確に伝えることができるか不安がありましたが、講義後には受講された学生の方々からリアクションペーパーという感想文を頂きました。そこには学生の方々が、今回の講義で何かを感じ、多くのものを吸収して頂けたのだと確信しました。また、素晴らしい志の高さを同時に感じました。この感想文はとても貴重なご意見として、今後もしっかり精査し、この業界のレベルアップに繋がるようるように役立てていきたいと思います。