2Rで老いる前の物の整理を
2016年9月21日にコープイン京都の2階で、特定非営利活動法人コンシューマーズ京都(京都消団連)主催のフォーラム「2Rで老いる前の物の整理を」に、講師として登壇いたしました。
京都市ごみ減量推進会議の助成を受けて開催された今回のフォーラムでは、単に物を整理して捨てる、片づける、身軽になるというだけでなく、「遺品整理」「福祉整理」という視点から根本的なところも含めてお話しさせて頂きました。
高齢社会のなかで「遺品整理」にともなう大量ごみの発生もめずらしくありません。このようなことに気づいた市民の中では「終活」の課題のひとつとして「老いる前の物の整理」があげられ、情報交換が始まっています。しかし、いざとなると、何から手をつけてよいのかわからない、どこに相談したらよいかわからない、というのも現実です。
今回の“物の整理”は「2R」の視点からアプローチしましたが、ちなみに2Rとはリデュース(発生抑制)とリユース(再使用)のことです。このフォーラムでは、このような現状を踏まえ、「老いる前の物の整理」を呼びかけ、普段から不必要なものを買わない、いらなくなったものをゆずりあう「2R」の視点で何ができるを考える趣旨の勉強会でした。今回のフォーラムには定員の100名を超える参加者の方が来場し、多数のみなさまから役に立ちましたと好評を得ました。