高齢者社会の現実
2018年12月15日に東住吉区民ホールで行われた「大阪東住吉区在宅医療連絡会」が主催する区民フォーラムで講演会を行いました。東住吉区在宅医療連絡会は、医療と介護のそれぞれの職種がうまく連携することで、利用者の方が住み慣れた東住吉区の街で健康に暮らしていけるように、大阪市東住吉区医師会、東住吉区ケアマネ連絡会、東住吉区内訪問看護連絡会、東住吉区内地域包括支援センター、東住吉区役所などで構成された団体です。
今回のフォーラムでは『遺品整理の現場から見える高齢者社会の現実』というテーマで、社会問題となっているゴミ屋敷や孤独死の背景には、高齢者の不摂生や医療の拒否などによって自らの健康状態を脅かす、セルフネグレクト(自己放任)が密接に関係していることなどをお話しさせて頂きました。
定員400名という大きな規模で行いましたが、多くの方がご参加下さり、皆さん熱心に受講されていました。講演後も何人もの方が個別にご相談やご質問に来られ、遺品整理への関心の高さを実感した講演でした。