
モノが語る生きた道
2019年2月28日に大阪府高槻市立消費生活センターで開催された、高槻市包括支援センター主催のセミナーに講師として参加させて頂きました。「モノが語る生きた道」というテーマで、遺品整理の現場で私が体験した様々な『現実』についてお話しいたしました。
現場に残る遺品(モノ)を見ると、どのように生き、どのような生活を送り、どのようにして最期を迎えられたのかがわかります。大量に処方された薬、インスタント食品の容器、お酒の空き缶…。生活が荒れるとコミュニティから離れていき、孤立してしまうリスクが高くなります。そうなる前に、いろいろな地域コミュニティに携わり、健全な生活を維持していくことがとても大切です。今回の講演会は、2月上旬に参加者100名の募集を告知したところ、翌日には全席埋まったとお聞きし、片付けや地域コミュニティに関して、関心が高いことを改めて知りました。今後もこうしたセミナーを通して、少しでも多くの方にお伝えしていきたいと思います。