セルフネグレクトについて講演
2019年8月30日に、京都市上京区の同志社大学室町キャンパス内にある寒梅館にて、講演会をさせて頂きました。 今回はDFJIサミット前夜祭として、介護職や専門職の方を対象に「ゴミ屋敷とセルフネグレクトから、地域で支えるネットワークを考える」というテーマでお話させて頂きました。
介護に携わる方々にとって、ゴミ屋敷とセルフネグレクトの問題はとても重要で、多くの方がその対処法にお悩みをお持ちでした。大切なのは、地域で支えるネットワークを構築するということです。特に訪問介護をされている方の場合、患者さんのお宅がゴミ屋敷化、またはその傾向(予兆)を発見した場合は、地域包括支援センターなどの行政機関と連携して、問題を放置しないネットワーク作りを日頃から構築していくことがとても大切です。セルフネグレクト解消のキーポイントとなる訪問介護の重要性については、講演会の場で何度も提唱してきました。高齢者の方と直接対面している訪問介護職の方は、高齢者の方を孤立させないための、言わば最後の砦です。私の経験談をお話しすることで、少しでもお力になれるのであれば、今後もこうした活動に尽力していきたいと思います。