
日本在宅医療連合学会にて講演
2024年7月20日・21日に開催された日本在宅医療連合学会大会において、オンデマンド配信で教育講演「遺品整理人から異業種“医療介護”に期待すること」を行いました。本講演では、遺品整理人の視点から、地域からの孤立が引き起こす社会問題であるごみ屋敷や孤独死の背景を共有し、医療介護分野との連携の可能性を模索しました。特に、人生会議(ACP)の場で自身の持ち物に関する意思を家族や関係者へ伝える仕組みへの遺品整理人の関与を提案しました。
しかし、片づけ業界全体の信頼度の低さが現時点での課題であり、そのもどかしさについても率直に述べました。業界の社会的役割と信頼向上の必要性を訴え、今後医療介護業界との連携により、家族の負担が軽減するなどの提案を行う場となりました。