この記事を書いた人
横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得
遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。
弟様が孤独死で亡くなったとお姉様より1本の連絡を頂きました。場所は大阪でもご高齢者の独居が多い街です。マンションの前でお姉様と待ち合わせをしました。マンションの前に背の小さい小柄なお姉様が待っておられました。「弟がここで亡くなりました。家財の無さにびっくりしてるんです!」と、お姉様が話されます。ワンルームと聞いていたので、「基本的に荷物はそれほどないだろう」と思いながら部屋に入りました。
唖然…。カラーボックス、小さい衣装ケース2つにチェスト1つに真っ黒に汚れた布団1組。「この寒いのにどうやって生活していたんだろう?」と心配になりました。しかも死後2週間なのに全く臭いません。「どうやって生活していたんでしょう?」お姉様が、私が質問しようと思ったことを聞いてこられました。「本当ですね…」としか答えられません。「でもね、こんな死に方でしたけど、肩の荷が下りました…」と仰いました。「どうしてですか?」と聞くと「経済的にも逼迫しているのは知っていました。兄弟でもそこは中々助けることが 出来なかった。もし、病気でもされて何ヶ月も入院とかになったら私はどうしたらいいか…」 そういう事がふっと気になり、眠れない日々が続いたりしたそうです。「悲しみより、ホッとしています」そういったお姉様の複雑な心境を必死に理解しようとしていました。
最近は年齢を問わず、独居生活者の孤独死案件が増えてきています。特徴として「コンビニ系のゴミ屋敷」か、逆に「質素で物が何もない」の2パターンに分かれる傾向があります。いずれも何かしらの保護や援助の緊急性を要しますが、親族が介入できない場合は行政で保護をお願いするしかありません。しかし、生活保護を嫌がる方や、ギャンブルなどの借金がある場合は生活保護を受けることが出来ません。誰にでも生きる権利はあり、最低限の生活は保証されるべきです。本当に生活に困った場合は、先ずは行政を介して、各機関に相談することをお勧めします。
横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得
遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。
遺品整理とは本来、ご遺族の方々が故人を想い、偲び、「思い出を整理する」事だと思います。しかし、遺品整理は精神的にも肉体的にもご負担を感じる大変な作業で『自分でやりたいけどどうにもできない』のは仕方ないことです。
メモリーズは開業以来、15,000件超の遺品整理実績を積み重ねてきており、担当させて頂く遺品整理人は高い志と豊富な経験を持っています。ただ遺品を処分するのではなく、ご遺族の方が前向きな気持ちになれるようにと、心を込めて遺品の片付けのお手伝いさせて頂きます。遺品整理のことでお困りなら、是非、メモリーズにご相談下さい。
関西エリア:大阪府、京都府、兵庫県、和歌山県、奈良県、滋賀県
南関東エリア:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県
中部エリア:愛知県、山梨県、静岡県、長野県、岐阜県、三重県
中国エリア:広島県、岡山県、山口県、鳥取県、島根県
四国エリア:香川県、徳島県、愛媛県、高知県
以上の25都府県(北部、山間部、離島など一部地域を除く)が、対応地域となります。