この記事を書いた人
横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得
遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。
私たちが遺品整理の作業をする中で、一番辛いもの…それは、お子様を先に亡くされた親御様からのご依頼です。今回は、若くして息子様を…しかも、孤独死という形で亡くされたご両親からのご依頼でした。その息子様は、大阪の郊外で一人暮らしをしておられ、お正月は実家で過すのが恒例になっていたそうです。ところが、年末になっても連絡がありません…それでも年頃の息子さんなので、さほど心配もせず、お正月を迎える準備をしておられたそうです。しかし、年が明けても連絡がありません。さすがに心配した親御様が、息子様の家を訪れたら変わり果てた姿になっていました。
死後3週間…親御様はあまりの衝撃的な現実を受け入れる事ができず、見積の時も親御様は息子様の家に入ることが出来ません。そしてただ、ただ、玄関の外で泣いておられるだけでした。冬と言うこともあり、ご遺体はあまり損傷が少なく、臭いもありませんでした。死因は病死との事ですが、持病もなくすごく健康だったそうです。
息子様は音楽が好きだった事を伺っていたので、供養箱にCDやDVDを入れて合同供養する旨を伝えたところ「息子もすごく喜んでいます」と大粒の涙をこぼされていました。
親御様は、息子様をこの寒い中で3週間もそのままにしていたという事が、悔やんでも悔やみきれないのです。そのあまりにもやつれたお顔に、何とか力になってあげたいという気持ちに駆られます。「親より先に死ぬのは最大の親不孝だ」よく聞く言葉ですが、このような現実を見ると重い言葉です。
そして、このような現場が終わると決まって、自分の両親に電話したくなります。「あんたから電話なんて、珍しいな」と言われるのですが…。
横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得
遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。
遺品整理とは本来、ご遺族の方々が故人を想い、偲び、「思い出を整理する」事だと思います。しかし、遺品整理は精神的にも肉体的にもご負担を感じる大変な作業で『自分でやりたいけどどうにもできない』のは仕方ないことです。
メモリーズは開業以来、15,000件超の遺品整理実績を積み重ねてきており、担当させて頂く遺品整理人は高い志と豊富な経験を持っています。ただ遺品を処分するのではなく、ご遺族の方が前向きな気持ちになれるようにと、心を込めて遺品の片付けのお手伝いさせて頂きます。遺品整理のことでお困りなら、是非、メモリーズにご相談下さい。
関西エリア:大阪府、京都府、兵庫県、和歌山県、奈良県、滋賀県
南関東エリア:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県
中部エリア:愛知県、山梨県、静岡県、長野県、岐阜県、三重県
中国エリア:広島県、岡山県、山口県、鳥取県、島根県
四国エリア:香川県、徳島県、愛媛県、高知県
以上の25都府県(北部、山間部、離島など一部地域を除く)が、対応地域となります。