メモリーズ

遺品を持ち帰るのは違法です


先月、大阪市内の団地で遺品整理を行った時の事です。ご依頼主は関東から来られた親戚の方。見積時にまだまだ使える家電製品がいくつかあったので、メモリーズで買取る事で合意していました。親戚の方は私に鍵を預け、作業終了後は1階の理事長さんに鍵を返すようにと言い残し帰られました。

作業当日、特に問題なく作業は終了しました。すると買取った液晶テレビがない事に気付きました。結構新しく買取額も高かったので、すぐにご依頼主の方に連絡を取りました。
すると「私は何も知らないです…ただ合鍵は理事長さんが持ってますが…まさか…」依頼主の方も困惑しています。まさかと思って理事長さんに確認しに行くと、部屋の奥にまさしく現場にあった液晶テレビがあり、 昼ドラが流れているではありませんか…。事情を説明し、買取品である事を納得してくれたので無事持って帰ることができましたが、特に悪びれることもなく、謝罪もなく、どちらかと言えば憮然とすねたような態度。せっかく配線までしたのに…くらいの感じです。それにしても合鍵で勝手に部屋に入って、遺品を持ち出す理事長…恐ろしいですね。遺品と言えど、現所有者の承諾なく持ち帰るのは立派な窃盗罪です。

この記事を書いた人

横尾将臣

横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得

遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。

遺品整理現場の様子

誠実な遺品整理
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遺品整理とは本来、ご遺族の方々が故人を想い、偲び、「思い出を整理する」事だと思います。しかし、遺品整理は精神的にも肉体的にもご負担を感じる大変な作業で『自分でやりたいけどどうにもできない』のは仕方ないことです。

メモリーズは開業以来、15,000件超の遺品整理実績を積み重ねてきており、担当させて頂く遺品整理人は高い志と豊富な経験を持っています。ただ遺品を処分するのではなく、ご遺族の方が前向きな気持ちになれるようにと、心を込めて遺品の片付けのお手伝いさせて頂きます。遺品整理のことでお困りなら、是非、メモリーズにご相談下さい。

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