この記事を書いた人
横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得
遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。
大阪市内のマンションの一室で、ご高齢の男性が孤独死されました。第一発見者は大家さんです。遺品整理のご依頼主は息子様で、お父様の住んでいたマンションから徒歩で10分ぐらいの距離にお住まいです。「鍵は家まで取りに来てください」「何か出てきたら、ここまで鍵と一緒に持ってきてください」と言われて、息子様が現場に来ることは最後までありませんでした。
現場の部屋は陽が当たらない、暗いワンルームマンションの一室でした。衣類が部屋の回りに積み上げられ、真ん中に布団が敷いてありました。息子様とコミュニケーションが取れていれば、こんなに生活は乱れなかったのでは…そう思ってしまう現場です。
現場の状況から推測するに死後3カ月ほどでしょうか…発見まで相当日数が掛かったと思われ、布団は体液で3倍ぐらい重たくなっていました。衣類の山の下からアルバムが出てきました。ここ数年は見てなかったのでしょうか…。作業は無事に終え、最後に鍵とアルバム、小銭などを息子様にお持ちしました。「ご苦労様…」と小さく呟いて、ドアを閉められました。
親子間にはそれぞれにしか分からない事があるので、何も言えません。しかし、すぐ近くに住んでいながら孤独死から3カ月以上経っても発見できないご子息…そこに深く立ち入らない事も遺品整理人の努めだと思いながら、親子でさえ無縁になっていく現状を懸念する毎日です。
横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得
遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。
遺品整理とは本来、ご遺族の方々が故人を想い、偲び、「思い出を整理する」事だと思います。しかし、遺品整理は精神的にも肉体的にもご負担を感じる大変な作業で『自分でやりたいけどどうにもできない』のは仕方ないことです。
メモリーズは開業以来、15,000件超の遺品整理実績を積み重ねてきており、担当させて頂く遺品整理人は高い志と豊富な経験を持っています。ただ遺品を処分するのではなく、ご遺族の方が前向きな気持ちになれるようにと、心を込めて遺品の片付けのお手伝いさせて頂きます。遺品整理のことでお困りなら、是非、メモリーズにご相談下さい。
関西エリア:大阪府、京都府、兵庫県、和歌山県、奈良県、滋賀県
南関東エリア:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県
中部エリア:愛知県、山梨県、静岡県、長野県、岐阜県、三重県
中国エリア:広島県、岡山県、山口県、鳥取県、島根県
四国エリア:香川県、徳島県、愛媛県、高知県
以上の25都府県(北部、山間部、離島など一部地域を除く)が、対応地域となります。