この記事を書いた人
横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得
遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。
メモリーズは本社が大阪なので、街中での仕事が多いので近隣に挨拶したり、駐車禁止を気にしたり、常に周りに気を遣いながら整理業務を行っています。しかし今回は、まったく周りを気にしなくていい現場です。奈良県にある山の林道奥深くにある一軒家、案内されないとそこに家があることさえわからない家の遺品整理を行いました。まさしくテレビ番組でよく見る「ポツンと一軒家」です。家財道具を積み込むトラックまで、林道を300メートルほど運ばなければいけません。途中、台車が効かないでこぼこ道があります。まるで、自衛隊の特訓のような仕事になりました。
ちなみに、この家の整理に行き着く話しも驚きです。この家は10年以上空き家になっており、息子様は遠く九州で暮らしておられます。 気にはなっていたのでしょうが、中々帰ってくることもなくそのまま放置していたそうです。ある日、関西電力から息子様に連絡がありました。 「最近、電力に使用量が急に上がっていますが、誰か住み始めたんですか?」とのこと。 「いえ、誰も住んでおりません。間違いでは?」とやり取りがあり、心配になった息子様が家を見に行くと、ホームレスが住み着いていたそうです。ホームレスもよく家を見つけたなと感心しますが、立派な犯罪なわけです。そこで息子様は、いよいよ遺品整理をしないといけないと決断されたそうです。
作業当日、メモリーズスタッフ総勢10名で現場に挑みました。長い林道を数え切れないぐらい往復するスタッフは汗だくです。本当に頑張ってくれます。私は家の中で梱包作業に追われ、本当に1日で終えることができるのか不安でした。心は焦るものの、ウグイスを筆頭にたくさんの鳥の鳴き声が聞こえ、遠くに谷川のせせらぎなどが私の心を癒してくれます。マイナスイオンが私達を包み、本来心が折れるところを何とか奮い立たせてくれます。
お昼はお弁当をみんな輪になって食べて、幼少時代を思い出しました。現場には水槽、虫取り網、水中眼鏡など充実した幼少時代を過ごした事が伺えました。今は社会的地位が高い息子様ですが「よく遊びよく学べ」を実践されたのだな…と感心しました。納戸を担当したスタッフの山下さんは、積雪40センチの上を歩くかのように、老朽化した床を潰しまくっていました。もちろん、息子様のご理解を得ていますが…。そんな苦しくも楽しい現場は無事1日で終了しました。ちなみに作業代ですが、メモリーズは他社の1/3程度だったそうで、価格もサービスも絶賛して頂きました。
横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得
遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。
遺品整理とは本来、ご遺族の方々が故人を想い、偲び、「思い出を整理する」事だと思います。しかし、遺品整理は精神的にも肉体的にもご負担を感じる大変な作業で『自分でやりたいけどどうにもできない』のは仕方ないことです。
メモリーズは開業以来、15,000件超の遺品整理実績を積み重ねてきており、担当させて頂く遺品整理人は高い志と豊富な経験を持っています。ただ遺品を処分するのではなく、ご遺族の方が前向きな気持ちになれるようにと、心を込めて遺品の片付けのお手伝いさせて頂きます。遺品整理のことでお困りなら、是非、メモリーズにご相談下さい。
関西エリア:大阪府、京都府、兵庫県、和歌山県、奈良県、滋賀県
南関東エリア:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県
中部エリア:愛知県、山梨県、静岡県、長野県、岐阜県、三重県
中国エリア:広島県、岡山県、山口県、鳥取県、島根県
四国エリア:香川県、徳島県、愛媛県、高知県
以上の25都府県(北部、山間部、離島など一部地域を除く)が、対応地域となります。