メモリーズ

悲劇ですが、現実の問題です


死後数週間で発見された孤独死現場の画像先日、大阪市内にある文化住宅に特殊清掃の見積りに行きました。孤独死で死後数週間で発見と家主の方からお伺いしました。 見積を終え帰ろうとすると、近所のおばちゃん達から囲み取材のように「この部屋片付けてくれるの?うわ~ありがたい!」「いつしてくれるん?」などと質問攻めに。やり取りを重ねるうちに、発見までのいきさつを聞いて唖然としました。

90歳のお母様と60代の娘様との二人暮らし。 娘様は軽度の知的障害を持っておられたそうで、近隣との会話もあまりなかったそうです。 そしてお母様の姿を最近見ないと近所で噂になったので、廊下で会うたびに「おかあちゃん元気?」と、娘様に訪ねていたそうですが、娘様は家に逃げ込むことが多かったみたいです。 ある日、異臭に気付いた近所のおばちゃんが「お母さんおるかみせてもらうで」と強引に部屋に入ると 目の前に変色し腐敗したお母様の姿が....。 現在、娘様は精神病院に入院されてるとのこと。 私でもスイッチオンにしないと部屋に入れないぐらいの死臭でした。 そこで遺体と過ごしていたなんて….。障害を持ったお子様の家庭は、親御様が元気なうちはいいけれど、 高齢になってくると家の事がおろそかになり、家がゴミ屋敷になってきたりと健全な暮らしができなくなってきます。 このようなケースは行政の方にも情報が入りにくいそうなので やはり地域での取組みが大切になってくると思います。

この記事を書いた人

横尾将臣

横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得

遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。

悲惨な現場でも原状復帰

どんな悲惨な特殊清掃現場でも
メモリーズは原状復帰をお約束。

目を覆いたくなるような凄惨な現場であっても、当然ながら『原状復帰』しなければなりません。しかも特殊清掃の場合は、特に迅速で適切な対応が求められます。

死後数日、あるいは数カ月も経ち、汚物、体液、害虫、血痕の染み付いた凄惨な現場など、どんな状況でも経験豊富なスタッフがしっかりと現状復帰いたします。特殊清掃のことでお困りなら、是非メモリーズにご相談ください。

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