この記事を書いた人
横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得
遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。
大阪のとあるマンションで特殊清掃をした時のお話です。現場に到着し、マンションのエントランスから中に入ろうとした時、ロビーをモップで水拭きしていた掃除のおばちゃんが「どこいくんや?」と声を掛けてきました。「ちょっと清掃です」「○○2号室やな?あそこは大変やったからなぁ…」と喋りながら、なぜか後をついて来るのです…エレベーターにも一緒に乗ってきます。
エレベーターを降りると、かなり死臭が漂っています…にもかかわらず、掃除のおばちゃんは「あんたら専門業者か?」「大変な仕事やなぁ~」と、普通に話し掛けてくるのです。そして「私な、もの凄い霊感があるんや…」その一言に、スタッフの動きが止まりました。「こんな仕事しとったら、家に連れて帰るで…」怖がらせるために遊び半分で言っているのか、真剣に言っているのかよく分かりません。
ドアを開けると、おばちゃんは「入ったらあかん!」と語気を強めました。さっきまでの人の良さそうな顔はそこに無く、般若の如く鋭い顔になって部屋の中を玄関口から見渡していました。そのオーラに声が出ませんでした。「うん、大丈夫や」続けて「この人は細い人で、暗くてな…挨拶もせんかったわ。だけど今、死んでホッとしてる…生きてるのが辛かったんやな…」としみじみ話していました。まるで亡き人の声が聞こえる霊媒師のようです。
そして私の方を向いて「あんたは大丈夫!憑依される事はないよ!安心しい」と言われました。そして笑顔でエレベータを下って行きました。他のスタッフは、自分はどうなんだろうって気になって仕方なかったようです。作業中も、いつもよりスタッフの言葉数が少なかった気がします…。
横尾 将臣
所属:メモリーズ株式会社 大阪本社
役職:代表取締役
資格:グリーフケアアドバイザー1級取得
遺品整理専門業者メモリーズ株式会社の創設者。創業から15年が経った今も、現場の最前線に立ち続けている生粋の遺品整理人。
遺品整理業界のパイオニアとして業界を牽引する一方で、若手育成にも尽力。それらの功績が認められ度々メディアなどに紹介されている。
目を覆いたくなるような凄惨な現場であっても、当然ながら『原状復帰』しなければなりません。しかも特殊清掃の場合は、特に迅速で適切な対応が求められます。
死後数日、あるいは数カ月も経ち、汚物、体液、害虫、血痕の染み付いた凄惨な現場など、どんな状況でも経験豊富なスタッフがしっかりと現状復帰いたします。特殊清掃のことでお困りなら、是非メモリーズにご相談ください。
関西エリア:大阪府、京都府、兵庫県、和歌山県、奈良県、滋賀県
南関東エリア:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県
中部エリア:愛知県、山梨県、静岡県、長野県、岐阜県、三重県
中国エリア:広島県、岡山県、山口県、鳥取県、島根県
四国エリア:香川県、徳島県、愛媛県、高知県
以上の25都府県(北部、山間部、離島など一部地域を除く)が、対応地域となります。