特殊清掃現場の…これが現実

暖かくなってきたと思えば必ず増える仕事が特殊清掃です。大阪市のマンションで孤独死がありました。問い合わせの主は管理会社の方で、死後50日ほど経過しており腐乱がひどく、DNA鑑定をしているとの事でした。DNAの結果が出るまでに汚れた部分と清掃をお願いしたいという事でした。臭いがひどく近隣からクレームが来ているのと、階下の方の部屋に蛆虫が発生するなど、管理会社にとってすごく大きな問題になっていました。

管理会社同意の下、汚れた布団や畳を撤去し、消臭機を設置…これで臭いは問題なしです。階下の住民の方も若く理解があり、薬品を散布し様子を見ていただく事で納得して頂きました。孤独死や自殺現場の場合、大家さん、管理会社、近隣の方たちの抱える問題を最小限にする事、これが私どもの使命です。中途半端な作業ではご遺族様と大家さんでトラブルの原因にもなります。私たちは特殊清掃の精度を更に高め、大家さんや管理会社の方に納得して頂く作業をこれからも続けていきたいと思います。